素材に端正を込める。

熊本産減農薬いぐさ使用。

畳表は直接体に触れる物なので、出来るだけ安全なものでなければなりません。
当店では、熊本の減農薬で生産された厳選天然素材畳表を使用しております。
家族団欒の場所に畳があり、笑顔があふれるような状況を思い浮かべながら畳作りに励んでいます。
お客様のご希望以上に満足していただけるサービスを目指してます。

安全への取り組み

畳は直接体に触れ、室内の空気の循環も担っています。だから出来るだけ安全なものでなければなりません。
そこで人と地球環境への負担が少なく、しかも残留性の低い農薬を選び、回数も減らす努力をしています。
いぐさの生産地(熊本・福岡)で、生産農家と安全性の向上、品質の向上、安全供給、生産農家の収入安定などを目的に定期的に研修会を開催しています。最近は特に安全性に対する消費者の関心が高くなってきました。
消費者の立場に立って、より安全性の高いいぐさを生産農家と力を合わせて作り続けています。

生産者がわかる「くまもと畳表」

現在、国産表の98%が熊本県で生産されてます。現在、生産農家さん達は畳表に自分の名前、生産者番号が書かれたQRのタグを一枚一枚畳表に織り込むようにしています。
畳替えの際は産地偽装防止QRタグが付いているか必ず確認されることをお薦めします。
バーコードを携帯等で読み取り生産者番号を入力すると生産履歴が確認できます。

匠が手がける最良のいぐさ。

熊本県八代市 いぐさ生産農家

いぐさは、生産者のこだわりに応えてくれる。

自然環境維持の為に、生産過程で得た物は地に返し、地に打ち込む(モミガラ・藁・イガラ)ことで、再び土に堆肥として還元します。
空けた畑や圃場は、緑肥とするためになるべく自然に草を生育させます。
イグサ染土の使用は最低限にとどめ、薄く染める(私の作ったいぐさを使用した畳屋さんが敷き込み後、光沢が出ると聞いたことがあります)。
毎年一回、土壌分析を実施して不足成分を補っています。
畳表保管の際、保管庫は常に除湿しています。
過剰施肥しないことで、経年しても黒スジの入らない綺麗なアメ色の畳表に変化していきます(子育てと一緒で可愛がり過ぎない)。
いぐさの原草は古い芽、新しい芽の出る時期が違うので、原草からの選別時には7 段階に分けてこまめに選り分けます。こうすることで畳表に織った時に粒揃いがよくなるのです。

安全・安心のために心を配る。

生産者情報に「肥料・農薬使用回数」などの生産過程を表記しトレーサビリティーの向上に努めています。
農薬使用基準の規制が強化されるより以前から、農薬の種類や量を厳しく管理しています。
農薬使用回数は除草剤で規定の2/3、殺虫剤で規定の半分までに抑えています。

エコファーマー認定番号 08081079
くまもとグリーン農業 生産宣言 >>

1年4ヵ月。
畳表ができるまで。

  • い草は種からではなく株分けで育てます
  • 株分けされた苗を苗床で育てます
  • 本田に植えつけ作業をします
  • 雑草抑止、乾燥防止に籾殻を散布
  • 穂先を刈り取り根元に日光が当たるようにします
  • 収穫
  • 泥染めそして乾燥させます
  • 乾燥した、い草を丁寧に選別
  • 品質ごとに選別されます
  • 整経、織り上げし製品へ
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