市原市新生　T様邸　表替え工事

最近、畳表替え作業中ふと思う事があります。（表替えとは、現在ついている畳表と畳縁を取り外し新しい畳表と縁を付け替える作業です。）畳表を取り外すと１枚目の画像の様に畳床が現れます。わらの床が使われている場合には補修が必要な場合がほとんどです。*框と言われる部分を締め直し丈を出し凹んだ箇所にわらを置き縫い止めします。（*当店で補修の場合）状態が良くない場合、１枚を補修するのに２０分以上かかる場合もあります。どんなに機械化が進んでも手縫いで作業をしなければならない部分です。（例外もあり、縫わずにガムテープで止めてあるのも見た事があります。これもありか？）これを省けばもっと速く楽に沢山の畳が作れるんだろうな～と思いますが…今日もたっぷり時間が掛かってしまいました。お客様宅に畳を持って行き隙間なく上手く納ると手間暇かけて良かった、と改めて思いました。
T様、本日はありがとうございました。

畳表生産者　熊本県八代市　山下一久さん　い草品種　ひのみどり　五八麻綿W表使用　　
＊い草の先端まで実入りが良く、コシのある綺麗な畳表でした。

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