お知らせ

2013/05/07今日のお仕事 ご紹介2

市原市皆吉 S様邸 表替え工事

今日は先日お世話になりましたI様にご紹介頂きましての仕事です。
ここ数年、畳替えでお世話になったお客様にお知り合いをご紹介頂く事がとても多くなってきました。紹介頂いたお客様、そしてお世話になるお客様双方に失礼のない様、素材(材料)選びから畳作りと出来る限り頑張って対応させて頂いてます。さて、S様邸の畳床は藁床が使用されていました。10数年経過し隙間とデコボコがかなりありましたが床はしっかりしていたので補修しての表替えです。1枚目の写真、藁の畳床は一番上の化粧バエと呼ばれる部分が一定方向に並べらています。(わらの穂先から根部と)穂先は丸くなりにくいのですが、根の部分は経年劣化で裁断部が丸くなりがちです。そこで丈を出すと同時に丸みを直し角が立つ様に畳床を修正します。色々な方法でやってみましたがこの方法で縫い丈を出す方法が最も綺麗に角が出ると思います。(上手くやるのはちょっとしたコツがあり難しいですが)というわけで今日の補修にかなり時間がかかってしまいましたが、隙間も無くなり上手く収まりました。S様、本日はありがとうございました。残り2部屋も引き続きお世話になります。
畳表生産者(熊本県八代市千丁町 藤原信義さん)い草品種 ひのはるか
1番草使用 QRタグ付き

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