当店でも度々使用させて頂いている畳表生産農家さん、吉田一哉さん宅に勉強に行く事ができました。吉田氏は平成２５年に畳表品評会で農林水産大臣賞を受賞されたやはりトップクラスの農家さんです。また、吉田さんが織り上げた特上畳表は金閣寺文丈にも使用されているそうです。自宅で１０年前に張り替えた畳を見せていただきました。１０年経過するとそろそろ畳を替えるころかなと考えるのではないでしょうか。しかし、明らかな傷は別として綺麗な飴色に退色した畳は皮剥けするどころか艶が出て光輝き、更に良さが増してくる感じです。これが敷物としての畳の価値の違いなのだと言う事を再認識しました。見る目を養う。非常にためになる研修会です。

← 前の記事

記事一覧

次の記事 →