市原市山田橋K様邸　わら床新畳入れ替え工事
使用畳表　熊本県八代市千丁町　畳表生産者　橋口英明さん

今日はわら床を使用した畳入れ替え工事を行いました。K様宅の畳は４０年近く経ち畳床を縫っている糸が多数切れていて持ち上げるとバラバラになる状態でした。こうなると補修と言うわけには行かず新床での入れ替えです。
畳床は長年使用できるものでと言う事で千葉産のわら床を使用。わら床を使用する際には、畳の裏側端部分に返しわらを付け厚みを微調整します。最近では藁を使用せず茣蓙やビニールテープを使用する畳店もあります。当店ではわらを使用し厚み調整しています。わらを使用するのは、微妙な厚み調整が可能だからです。テープや茣蓙は取扱いが簡単で楽ですが、細かい調整には向かないと思います。
年々わらが手に入りにくくなっていますが良い畳を作る為に出来る限りこの方法で続けていきます。明日も隣の部屋お世話になります。

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