お知らせ

2014/09/0330年経過した畳の表替え

市原市西五所 K様邸 畳表替え工事

使用畳表 熊本県八代市千丁町 平川公治さん表 五八麻麻W表使用 QRタグ付き

本日はK様邸畳替え工事を行いました。
K様邸は新築時、当店先代が吟味した畳が使用されています。
畳床は藁床が使用され、わらを5段階に交互に重ねた床です。重量は36~37キロ。框部分に檜の板を縫い締めした板入れ仕様の畳床(板を締める事で框部分丸くならず平らになり)です。畳表も備後麻麻W表が使われ30年経過したにも関わらず畳床はへたりも無くコシがあり多少の凸凹はあるものの下手なわら床よりもしっかりしてる状態でした。当然畳表替えを行いました。板入れ畳を表替えする場合縫い締めした板に多少の緩みが出てきます。メリしろ分と隙間が出ている分を出し、緩まないように締め直します。手縫い作業が多い仕事になります。最近では技能資格の無い畳業者が多数畳の仕事をしてます。しかし、この様な仕事をきちんとこなすには素人には無理かと思います。きちんとした仕事をし、良い材料を使用した畳は値段は張りますが長く使えます!今日も気持ちよく使ってもらえるよう出来る限り修復作業を行いました。K様本日は有難うございました。

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