お知らせ

2016/03/31畳の入れ替え判断

市原市松崎Y様 新畳入れ替え工事
使用畳表生産者 熊本県八代郡氷川町 前橋勝さん い草品種 ひのみどり 3番草使用
使用畳床 千葉県産わら床

お得意様より畳入れ替えのご依頼をいただきました。畳床を新調にするか既存の畳床を使用するかの一つの判断基準は畳床を一枚めくり、揺すってみるとわかります。ブラブラするようだと腰が抜け床に力が無い証拠です。この様な畳床で表替えをすると様々な弊害が出る(畳表を新しくしても床に力が無い《弱い》ので揉まれて痛みが早い)ので新調を薦めます。また、極端に凸凹がある場合も新調にする方が無難です。私の経験上凸凹の多い畳床は主に輸入床(台湾床)が最も多い気がします。凸凹の修正は日ごろ当店が行うサービスですが製造不良の畳床に手を掛けるのも限界あり。その他、東北産わら床(わらが短い為優良製造業者の床を選ぶ必要あり)も凸凹が出やすい傾向があります。当店が扱う優良製造業者の千葉県産わら床は長いわらを使用し凸凹が出にくいのが特徴です。対応年数30~40年です。せっかく自然素材のわら床を使用するのに安価なわら床を使って十数年で入れ替えなんて事にならないよう気を付けましょう。分からない場合はお気軽にご相談下さいませ。

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