市原市光風台　O様邸　表替え工事　（畳表生産農家　熊本県八代市　吉田一哉さん）
　　　　　　　　　　　　　　　　　　ひのみどり品種　３番草

先日に引き続き、表替え工事を行いました。使用年数、使用頻度ともに多い為、畳床のデコボコが目立ちました。畳床を生かしたいとのご要望でしたので、出来る範囲で補修致しました。凹んでいる箇所には藁を置き縫い止めし、高い所は削ります。隙間が空いてしまった箇所はわらで丈を出すと同時に丸みを直し角を出します。畳床の補修作業はかなり手間と時間のかかる作業です。畳表の下に隠れてしまう見えない箇所ですが、この作業をする事で畳床もたいらになり畳表が傷みにくくなります。補修後はかなり平で隙間もなく、良い状態になりました。もうしばらく良い状態で畳が使用出来ると思います。また、本日使用の吉田さんが織り上げた（本間一番草）畳表は京都、金閣寺に使用されているとの事です。
O様、本日は誠にありがとうございました。

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